2008-10-06(Mon)
産業カウンセラーで心療回想士 カウンセラー・そらいろの日記です
神奈川県開成町でカウンセリングルームを開いています。産業カウンセラーと心療回想士(回想法)の資格を取得し開業しております。ここではカウンセラーとしての日記を書いています。気軽に声をかけてくださいね(^^)。
2007-11-06(Tue)
DV−18−身内の方や友人、ご近所のみなさんへ
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−18−身内の方や友人、ご近所のみなさんへ
です。
☆☆☆
身内の恥という偏見を捨て、『どんな暴力も許さない!』
これまで、日本では、家庭内の争い事は『身内の恥』という意識が働き、
外に向かって助けを求めることはあまりありませんでした。
また、周囲の人も女性の身体にある暴力の痕跡を目にしても、『自転車で転
んだ』などと彼女が説明すれば、それ以上立ち入るのは失礼なこととしてき
ました。
こうしたことからドメスティック・バイオレンスは、新聞の社会面で目に
する『死』という決着で終わることが少なくありませんでした。
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』(DV防止法)
では、暴力を発見した人は、配偶者暴力相談支援センターや、警察に
通報するよう呼びかけています。
これには、被害者の保護を図るための情報を広く社会から求める目的があ
ります。また、傷や病気の治療にあたる
医師や医療関係者も、本人の意思を尊重した上で
通報できるとしています。
ドメスティック・バイオレンスは社会全体で解決すべき問題です。法律が
あっても、『どんな暴力も許さない!』とう一人ひとりの意識が重要です。
『あなたは悪くない』という一言が力になる
ドメスティック・バイオレンスで苦しんでいる女性がいたら、女性の話を
ありのままに受け入れてください。そして、『あなたは悪くない』と声をか
けて欲しいのです。そのことが、どれだけ彼女の力となることでしょう。
『夫の言い分も聞いてみなくては…』とか、『殴るからにはそれなりの理
由が…』という言葉や態度は、被害を受けた女性を傷つけるだけでなく、せ
っかく勇気を出して始めた相談を、止めてしまう原因にもなります。
心からの励ましや、ドメスティック・バイオレンスについての支援・相談機
関の情報を提供するなどの支援活動は、女性にとって大きな力となります。
しかし、緊急の場合は個人で解決しようとせず、女性問題の相談機関や警察
署に、まず相談してください。
※シェルターなどに非難をした女性には、日常生活面でのサポートが必要に
なるそうです。オムツの交換ができない、料理ができない、お皿を洗ったり、
掃除ができない、などの状態まで追い込まれている方が多いのだそうです。
間違ってもお説教や評価をすることのないように心がけたいですね。
さて、今回で
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』
という小冊子の転載は終了します。これからは、DVに関するいろいろな
情報を皆さんにお伝えできるように致します。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−18−身内の方や友人、ご近所のみなさんへ
です。
☆☆☆
身内の恥という偏見を捨て、『どんな暴力も許さない!』
これまで、日本では、家庭内の争い事は『身内の恥』という意識が働き、
外に向かって助けを求めることはあまりありませんでした。
また、周囲の人も女性の身体にある暴力の痕跡を目にしても、『自転車で転
んだ』などと彼女が説明すれば、それ以上立ち入るのは失礼なこととしてき
ました。
こうしたことからドメスティック・バイオレンスは、新聞の社会面で目に
する『死』という決着で終わることが少なくありませんでした。
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』(DV防止法)
では、暴力を発見した人は、配偶者暴力相談支援センターや、警察に
通報するよう呼びかけています。
これには、被害者の保護を図るための情報を広く社会から求める目的があ
ります。また、傷や病気の治療にあたる
医師や医療関係者も、本人の意思を尊重した上で
通報できるとしています。
ドメスティック・バイオレンスは社会全体で解決すべき問題です。法律が
あっても、『どんな暴力も許さない!』とう一人ひとりの意識が重要です。
『あなたは悪くない』という一言が力になる
ドメスティック・バイオレンスで苦しんでいる女性がいたら、女性の話を
ありのままに受け入れてください。そして、『あなたは悪くない』と声をか
けて欲しいのです。そのことが、どれだけ彼女の力となることでしょう。
『夫の言い分も聞いてみなくては…』とか、『殴るからにはそれなりの理
由が…』という言葉や態度は、被害を受けた女性を傷つけるだけでなく、せ
っかく勇気を出して始めた相談を、止めてしまう原因にもなります。
心からの励ましや、ドメスティック・バイオレンスについての支援・相談機
関の情報を提供するなどの支援活動は、女性にとって大きな力となります。
しかし、緊急の場合は個人で解決しようとせず、女性問題の相談機関や警察
署に、まず相談してください。
※シェルターなどに非難をした女性には、日常生活面でのサポートが必要に
なるそうです。オムツの交換ができない、料理ができない、お皿を洗ったり、
掃除ができない、などの状態まで追い込まれている方が多いのだそうです。
間違ってもお説教や評価をすることのないように心がけたいですね。
さて、今回で
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』
という小冊子の転載は終了します。これからは、DVに関するいろいろな
情報を皆さんにお伝えできるように致します。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-06(Tue)
DV−その17−悩んでいるあなたへ
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その17−悩んでいるあなたへ
です。
暴力は、ふるう側が悪いのです。
現在、夫や恋人から暴力を受けて悩んでいるあなた、『家庭内の問題』
だからと自分で解決しようとしていませんか。
身体的暴力であれ、精神的暴力あるいは性的暴力であれ、暴力はふるう
ほうが悪いのです。
長い期間、暴力にさらされた生活をしていると、誰も信じられなくなり、
無力感やあきらめ、孤立感を深め、怒りを感じる力さえ失ってしまうこと
があります。
ドメスティック・バイオレンスは、運の悪い女性の身に偶然起きた不幸
な出来事ではなく、男性優位の社会が生み出した女性差別であり、命にも
関わる危険な『犯罪』です。暴力を受けるあなたに非はないのです。
『悪いのは私』と一人で背負い込まないで…まず、相談を!
家庭内の暴力を外部に相談することは勇気のいることですが、自分や子
どもたちの安全や将来のために援助を求めることは、あなたにとって大切
な権利です。
県内には、あなたの悩みを受け入れてくれる相談機関や警察があります。
『悪いのは私…』と、一人で背負い込まずに、まず相談してください。そ
して、あなたの問題解決に向け、適切な相談機関と連携を図りましょう。
相談機関の紹介は以下のHPにあります。一度見てくださいませ。
http://www.asahi-net.or.jp/~be3t-ktmr/dv/soudan.html
※いよいよ次回が最後の転載となります。とにかく被害者が言い出してもら
えないと周囲で助けにくいのがDVですね。周囲の方で困っている方がいた
場合、いきなり相談を進めるのでなく、話しを聞いてあげて、やっぱり相談
しようよとお誘いする方法もあります。ご参考までに。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その17−悩んでいるあなたへ
です。
暴力は、ふるう側が悪いのです。
現在、夫や恋人から暴力を受けて悩んでいるあなた、『家庭内の問題』
だからと自分で解決しようとしていませんか。
身体的暴力であれ、精神的暴力あるいは性的暴力であれ、暴力はふるう
ほうが悪いのです。
長い期間、暴力にさらされた生活をしていると、誰も信じられなくなり、
無力感やあきらめ、孤立感を深め、怒りを感じる力さえ失ってしまうこと
があります。
ドメスティック・バイオレンスは、運の悪い女性の身に偶然起きた不幸
な出来事ではなく、男性優位の社会が生み出した女性差別であり、命にも
関わる危険な『犯罪』です。暴力を受けるあなたに非はないのです。
『悪いのは私』と一人で背負い込まないで…まず、相談を!
家庭内の暴力を外部に相談することは勇気のいることですが、自分や子
どもたちの安全や将来のために援助を求めることは、あなたにとって大切
な権利です。
県内には、あなたの悩みを受け入れてくれる相談機関や警察があります。
『悪いのは私…』と、一人で背負い込まずに、まず相談してください。そ
して、あなたの問題解決に向け、適切な相談機関と連携を図りましょう。
相談機関の紹介は以下のHPにあります。一度見てくださいませ。
http://www.asahi-net.or.jp/~be3t-ktmr/dv/soudan.html
※いよいよ次回が最後の転載となります。とにかく被害者が言い出してもら
えないと周囲で助けにくいのがDVですね。周囲の方で困っている方がいた
場合、いきなり相談を進めるのでなく、話しを聞いてあげて、やっぱり相談
しようよとお誘いする方法もあります。ご参考までに。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-06(Tue)
DV−その16−DV防止法とは?2/2
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その16−DV防止法とは?2/2
です。
☆☆☆
被害者の保護
発見者による通報
配偶者からの暴力を受けている人を発見した人は、配偶者暴力相談支援
センターや警察に通報するように努めなければなりません。
また、業務上、患者に関する事柄について守秘義務のある医師や医療関
係者も、'''被害者の意志を尊重した上'''で通報できることとしました。
警察官は、通報などにより配偶者からの暴力が行われていると認めると
きは、暴力の制止、被害者の保護など被害の発生を防止するための措置を
講じます。
一時保護
被害者やその同伴家族の安全確保のため、緊急的な保護を行うとともに、
心身の休養、今後の生活についての相談や情報提供などの支援を行います。
保護命令(保護命令の対象は身体に対する暴力に限る)
被害者が、更なる配偶者からの暴力により、生命や身体に重大な危害を
受ける恐れが多き時には、被害者の安全確保のため、地方裁判所は、
被害者からの申し立てにより『保護命令』を発令します。
配偶者に対し、6ヶ月間の被害者(被害者と同居の未成年の子)への接
近禁止や住居からの2ヶ月の退去、住居付近の徘徊の禁止を命じることが
でき、違反者は1年以下の懲役又は、100万円以下の罰金の処せられます。
※欧米ではカウンセラーや心理学者を中心に校正プログラムを開発してい
るようですが、成功率は5%という状況だそうです。
※配偶者暴力相談支援センターなどへ着の身着のまま逃げ込んでも、今日
は帰ってくださいと、追い返すようなことはないそうです。
※とにかく助けるということが目的なので、逃げることが必要なのかなど
とジャッジはしないとの説明でした。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その16−DV防止法とは?2/2
です。
☆☆☆
被害者の保護
発見者による通報
配偶者からの暴力を受けている人を発見した人は、配偶者暴力相談支援
センターや警察に通報するように努めなければなりません。
また、業務上、患者に関する事柄について守秘義務のある医師や医療関
係者も、'''被害者の意志を尊重した上'''で通報できることとしました。
警察官は、通報などにより配偶者からの暴力が行われていると認めると
きは、暴力の制止、被害者の保護など被害の発生を防止するための措置を
講じます。
一時保護
被害者やその同伴家族の安全確保のため、緊急的な保護を行うとともに、
心身の休養、今後の生活についての相談や情報提供などの支援を行います。
保護命令(保護命令の対象は身体に対する暴力に限る)
被害者が、更なる配偶者からの暴力により、生命や身体に重大な危害を
受ける恐れが多き時には、被害者の安全確保のため、地方裁判所は、
被害者からの申し立てにより『保護命令』を発令します。
配偶者に対し、6ヶ月間の被害者(被害者と同居の未成年の子)への接
近禁止や住居からの2ヶ月の退去、住居付近の徘徊の禁止を命じることが
でき、違反者は1年以下の懲役又は、100万円以下の罰金の処せられます。
※欧米ではカウンセラーや心理学者を中心に校正プログラムを開発してい
るようですが、成功率は5%という状況だそうです。
※配偶者暴力相談支援センターなどへ着の身着のまま逃げ込んでも、今日
は帰ってくださいと、追い返すようなことはないそうです。
※とにかく助けるということが目的なので、逃げることが必要なのかなど
とジャッジはしないとの説明でした。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-06(Tue)
DV−その15−DV防止法とは?1/2
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その15−DV防止法とは?1/2
です。
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』
DV防止法とは?
2004.6.2改正 2004.12.2施行
配偶者への暴力は犯罪です。
法律の前文で、
『配偶者への暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害である』
と明記し、
『被害者は多くの場合女性であり、人権の擁護と男女平等などの実現
を図るため、暴力を防止し、被害者の保護を図ることが必要である。』
としています。
この、法律では、女性に対する暴力だけでなく男性に対する暴力も対象
となりますが、配偶者からの暴力の被害者の多くが女性であることなどか
ら、女性への暴力に十分配慮した規定となっています。
法律が対象にしている『配偶者からの暴力』とは
○身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力、性的暴力も含まれます。
○配偶者(事実婚含む)からの上記暴力に加え、元配偶者(事実上の離婚
含む)から離婚後も引き続き受ける身体に対する暴力も含まれます。
国及び地方公共団体の責務
配偶者からの暴力を防止し、自立支援を含む被害者保護の責務。
配偶者暴力相談支援センター
都道府県は、『配偶者暴力相談支援センター』を設置し、身体的暴力だけ
でなく、精神的な暴力についての相談のほか、被害者の一時保護や自立のた
めの情報提供、その他の援助を行います。
※虐待を受けて避難してくる方で、内科疾患、糖尿、高血圧など、
健康上の問題を抱えている方が多いそうです。
極度のストレス状態に置かれていることを考えますと、健康
でいられるほうが奇跡なのかも知れませんね。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その15−DV防止法とは?1/2
です。
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』
DV防止法とは?
2004.6.2改正 2004.12.2施行
配偶者への暴力は犯罪です。
法律の前文で、
『配偶者への暴力は、犯罪となる行為をも含む重大な人権侵害である』
と明記し、
『被害者は多くの場合女性であり、人権の擁護と男女平等などの実現
を図るため、暴力を防止し、被害者の保護を図ることが必要である。』
としています。
この、法律では、女性に対する暴力だけでなく男性に対する暴力も対象
となりますが、配偶者からの暴力の被害者の多くが女性であることなどか
ら、女性への暴力に十分配慮した規定となっています。
法律が対象にしている『配偶者からの暴力』とは
○身体的な暴力だけでなく、精神的な暴力、性的暴力も含まれます。
○配偶者(事実婚含む)からの上記暴力に加え、元配偶者(事実上の離婚
含む)から離婚後も引き続き受ける身体に対する暴力も含まれます。
国及び地方公共団体の責務
配偶者からの暴力を防止し、自立支援を含む被害者保護の責務。
配偶者暴力相談支援センター
都道府県は、『配偶者暴力相談支援センター』を設置し、身体的暴力だけ
でなく、精神的な暴力についての相談のほか、被害者の一時保護や自立のた
めの情報提供、その他の援助を行います。
※虐待を受けて避難してくる方で、内科疾患、糖尿、高血圧など、
健康上の問題を抱えている方が多いそうです。
極度のストレス状態に置かれていることを考えますと、健康
でいられるほうが奇跡なのかも知れませんね。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-06(Tue)
DV−その14−女性への暴力の防止と、被害者の救済のために
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その14−女性への暴力の防止と、被害者の救済のために
です。
☆☆☆
世界の動き
国連総会『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』
1993(平成5)年12月、国連総会で『女性への暴力』は女性の
人権を著しく侵害するものであり、克服すべき重要な課題であるとして
『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』
が採択されました。
宣言の前文では
『性に対する暴力は、男女間の歴史的に不平等な力関係の現れであり、
これが、男性の女性に対する支配および差別並びに女性の十分な地
位向上の妨害につながってきたこと、
および女性に対する暴力は女性を男性に比べ従属的な地位に強いる
重要な社会的機構の一つである。』
と暴力による支配や差別が歴史的、社会的に容認されてきた問題を指
摘しています。
{{{国連第4回女性会議(北京会議)}}}
1995(平成7)年9月、国連第4回世界女性会議の『北京宣言』
『北京宣言行動要領』に、女性に対する暴力を防止し、根絶するための
総合的な対策を講じる必要性などが明記されました。
日本での取り組み
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』が成立
北京会議以降、日本でもドメスティック・バイオレンスが社会問題と
して取り上げられ、社会的に弱い立場にある助成の生活を脅かし、殺人
にまで発展することもある実体が明らかになってきました。
このため、これまで『家庭内のこと』と見過ごされてきた、夫やパー
トナーからの暴力を防止し、被害者を保護するための、2001
(平成13)年4月
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』(DV防止法)
が制定され、『法は家庭内に入らず』という従来からの社会通念を打ち
破り、家庭内の暴力でも犯罪になることを明確にしました。
そして、2004(平成16)年6月、被害者保護の充実を図るため、
法改正が行われ12月から施行されました。
※なんと日本でDV法ができたのは2001年なんですね。国連で
1993年に宣言が採択されてから既に8年も経過しているのですね。
政治家の先生にいつも思うのは、法案として検討すべきテーマがあ
るときは、その最前線に視察に行って欲しいですね。
諸外国を半分以上観光で出かけて行くのでは困りますが、国内で、
DVの被害にあった方と直接面談して、どのようなつらさを抱えてい
るのか、を聴いてみて欲しいですね。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その14−女性への暴力の防止と、被害者の救済のために
です。
☆☆☆
世界の動き
国連総会『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』
1993(平成5)年12月、国連総会で『女性への暴力』は女性の
人権を著しく侵害するものであり、克服すべき重要な課題であるとして
『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』
が採択されました。
宣言の前文では
『性に対する暴力は、男女間の歴史的に不平等な力関係の現れであり、
これが、男性の女性に対する支配および差別並びに女性の十分な地
位向上の妨害につながってきたこと、
および女性に対する暴力は女性を男性に比べ従属的な地位に強いる
重要な社会的機構の一つである。』
と暴力による支配や差別が歴史的、社会的に容認されてきた問題を指
摘しています。
{{{国連第4回女性会議(北京会議)}}}
1995(平成7)年9月、国連第4回世界女性会議の『北京宣言』
『北京宣言行動要領』に、女性に対する暴力を防止し、根絶するための
総合的な対策を講じる必要性などが明記されました。
日本での取り組み
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』が成立
北京会議以降、日本でもドメスティック・バイオレンスが社会問題と
して取り上げられ、社会的に弱い立場にある助成の生活を脅かし、殺人
にまで発展することもある実体が明らかになってきました。
このため、これまで『家庭内のこと』と見過ごされてきた、夫やパー
トナーからの暴力を防止し、被害者を保護するための、2001
(平成13)年4月
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』(DV防止法)
が制定され、『法は家庭内に入らず』という従来からの社会通念を打ち
破り、家庭内の暴力でも犯罪になることを明確にしました。
そして、2004(平成16)年6月、被害者保護の充実を図るため、
法改正が行われ12月から施行されました。
※なんと日本でDV法ができたのは2001年なんですね。国連で
1993年に宣言が採択されてから既に8年も経過しているのですね。
政治家の先生にいつも思うのは、法案として検討すべきテーマがあ
るときは、その最前線に視察に行って欲しいですね。
諸外国を半分以上観光で出かけて行くのでは困りますが、国内で、
DVの被害にあった方と直接面談して、どのようなつらさを抱えてい
るのか、を聴いてみて欲しいですね。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-04(Sun)
DV−その13−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その13−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
です。
世界の動き
国連総会「女性に対する暴力の撤廃に関する宣言」
1993(平成5)年12月、国連総会で 『女性への暴力』 は
女性の人権を著しく侵害するものであり、克服すべき重要な課題
であるとして、『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』 が採択
されました。
宣言の前文では
『女性に対する暴力は、男女間の歴史的に不平等な力関係の
現れであり、これが男性の女性に対する支配及び差別並びに女性
の十分な地位向上の妨害
につながってきたこと、及び女性に対する暴力は女性を男性に比べ
従属的な地位に強いる
重要な社会的機構の一つである』
と、暴力による支配や差別が歴史的、社会的に容認されてきた
問題を指摘しています。
国連第4回女性会議(北京会議)
1995(平成7)年9月、国連第4回世界女性会議の
『北京宣言』 『北京宣言行綱領』 に、女性に対する暴力を防止し、
根絶するための総合的な対策を講じる必要性などが明記されました。
日本での取組
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が成立
北京会議以降、日本でもドメスティク・バイオレンスが社会問題として
取り上げられ、社会的に弱い立場にある女性の生活を脅かし、殺人にまで
発展することもある実体が明らかになってきました。
このため、これまで 『家庭内のこと』 と見過ごされてきた、夫やパートナー
からの暴力を防止し、被害者を保護するため、2001(平成13)年4月、
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』 (DV防止法)
が制定され、『法は家庭内に入らず』 という従来からの社会通念を打ち破り、
家庭内の暴力でも犯罪になることを明確にしました。
そして、2004(平成16)年6月、被害者保護の充実を図るため、
法改正が行われ12月から施行されました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その13−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
です。
世界の動き
国連総会「女性に対する暴力の撤廃に関する宣言」
1993(平成5)年12月、国連総会で 『女性への暴力』 は
女性の人権を著しく侵害するものであり、克服すべき重要な課題
であるとして、『女性に対する暴力の撤廃に関する宣言』 が採択
されました。
宣言の前文では
『女性に対する暴力は、男女間の歴史的に不平等な力関係の
現れであり、これが男性の女性に対する支配及び差別並びに女性
の十分な地位向上の妨害
につながってきたこと、及び女性に対する暴力は女性を男性に比べ
従属的な地位に強いる
重要な社会的機構の一つである』
と、暴力による支配や差別が歴史的、社会的に容認されてきた
問題を指摘しています。
国連第4回女性会議(北京会議)
1995(平成7)年9月、国連第4回世界女性会議の
『北京宣言』 『北京宣言行綱領』 に、女性に対する暴力を防止し、
根絶するための総合的な対策を講じる必要性などが明記されました。
日本での取組
「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律」が成立
北京会議以降、日本でもドメスティク・バイオレンスが社会問題として
取り上げられ、社会的に弱い立場にある女性の生活を脅かし、殺人にまで
発展することもある実体が明らかになってきました。
このため、これまで 『家庭内のこと』 と見過ごされてきた、夫やパートナー
からの暴力を防止し、被害者を保護するため、2001(平成13)年4月、
『配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律』 (DV防止法)
が制定され、『法は家庭内に入らず』 という従来からの社会通念を打ち破り、
家庭内の暴力でも犯罪になることを明確にしました。
そして、2004(平成16)年6月、被害者保護の充実を図るため、
法改正が行われ12月から施行されました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-04(Sun)
DV−その12−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その12−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
心身への影響・広範囲に及ぶ生活への影響
身体的な暴力をふるわれることによるケガは、あざ・打ち身、切り傷を
はじめ、火傷、鼓膜や肋骨・脊髄の損傷など多数で、後遺症が残ったり、
時として死に至ることもあります。
暴力は、将来への不安や絶望、孤独感、男性への恐怖心、さらには自責
の念など女性の心を深く傷つけます。
暴力が心の傷(トラウマ)となり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)
を引き起こすことも多く、不眠、頭痛、動悸、下痢、胃痛などの身体的症
状に表れることもあります。
さらに、傷ついた女性が自らの命を絶つことや思い余って殺人を犯すこと
もあります。
また、女性の意志を無視した一方的はセックスなど性的暴力は、望まな
い妊娠や中絶の原因にもなります。
これとともに、妊娠中には暴力がエスカレートすることも多く、流産や
死産との関連性も指摘されています。
このほかにも、暴力によるケガや身体的・精神的影響が原因で、仕事を
続けられなくなったり、人間不信で対人関係にも悪影響が出るなどのほか、
自己評価も低くなり、さらには子供への虐待につながることもあります。
子どもへの影響
ドメスティック・バイオレンスの加害者は、しばしば我が子にも暴力を
振るっていることがあります。
暴力を直接受けたり目撃した子どもは、夜泣き、うつ症状、不安定症状
などに陥ることが多く、成長しても、情緒不安定で、対人関係がうまく築
けず、不登校、家出、非行の原因になるなど、子どもの生活全体に計り知
れない影響があると言われています。
さらに、適切な支援がない場合には、子どもが成人してから自らが暴力
をふるってしまうなど、'''次世代の問題'''としても指摘がされています。
※神奈川県の女性センターへは、年間で400名〜500名の方が避難す
るそうです。極度のストレスからか、アレルギー疾患の方が多く、小さい
お子さんがいる場合には発達障害などが見られるそうです。
初めて会った大人でも、安心できると分かるとくっついて離れなかった
りするそうです。小さな子どもの心にまで影響が及んでしまっているので
すね。残念でなりません。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その12−ドメスティック・バイオレンスの影響は?
心身への影響・広範囲に及ぶ生活への影響
身体的な暴力をふるわれることによるケガは、あざ・打ち身、切り傷を
はじめ、火傷、鼓膜や肋骨・脊髄の損傷など多数で、後遺症が残ったり、
時として死に至ることもあります。
暴力は、将来への不安や絶望、孤独感、男性への恐怖心、さらには自責
の念など女性の心を深く傷つけます。
暴力が心の傷(トラウマ)となり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)
を引き起こすことも多く、不眠、頭痛、動悸、下痢、胃痛などの身体的症
状に表れることもあります。
さらに、傷ついた女性が自らの命を絶つことや思い余って殺人を犯すこと
もあります。
また、女性の意志を無視した一方的はセックスなど性的暴力は、望まな
い妊娠や中絶の原因にもなります。
これとともに、妊娠中には暴力がエスカレートすることも多く、流産や
死産との関連性も指摘されています。
このほかにも、暴力によるケガや身体的・精神的影響が原因で、仕事を
続けられなくなったり、人間不信で対人関係にも悪影響が出るなどのほか、
自己評価も低くなり、さらには子供への虐待につながることもあります。
子どもへの影響
ドメスティック・バイオレンスの加害者は、しばしば我が子にも暴力を
振るっていることがあります。
暴力を直接受けたり目撃した子どもは、夜泣き、うつ症状、不安定症状
などに陥ることが多く、成長しても、情緒不安定で、対人関係がうまく築
けず、不登校、家出、非行の原因になるなど、子どもの生活全体に計り知
れない影響があると言われています。
さらに、適切な支援がない場合には、子どもが成人してから自らが暴力
をふるってしまうなど、'''次世代の問題'''としても指摘がされています。
※神奈川県の女性センターへは、年間で400名〜500名の方が避難す
るそうです。極度のストレスからか、アレルギー疾患の方が多く、小さい
お子さんがいる場合には発達障害などが見られるそうです。
初めて会った大人でも、安心できると分かるとくっついて離れなかった
りするそうです。小さな子どもの心にまで影響が及んでしまっているので
すね。残念でなりません。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-11-01(Thu)
DV−その11−間違いです!『ドメスティック・バイオレンス』への思い込み
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その11−間違いです!『ドメスティック・バイオレンス』への思い込み
です。
『ドメスティック・バイオレンスとはこういうものだ』という、一般的に
信じられている社会通念があります。
このため、女性が外部に相談しても信じてもらえず、ドメスティック・バ
イオレンスへの対応を遅らせ、助長させる原因にもなっています。
これまでの国内外の調査から、これらの社会的な『思い込み』が事実と異
なることが明らかになっています。
暴力をふるう男性は、特別な男性ではない
『暴力をふるうのは、アルコールや薬物などの依存症、
あるいは何か特別な男性である』
といった思い込みがあります。
暴力をふるう男性には、家庭の外では人あたりが良く、定職を持ち、社会
的信用がある人も多く、周囲から、家で妻に対し暴力をふるっているとは想
像できないと思われている人もいます。
確かに、アルコールや薬物との関連で問題視されることがありますが、こ
れとは関係なく暴力をふるう人も多く、決定的な要因ではありません。
被害者・加害者は学歴・収入・年齢を問わない
今まで行われた調査からは、ドメスティック・バイオレンスは、年齢や教
育程度の高低、職業の有無や種類、年収にかかわらず、あらゆる階層で発生
していることが明らかになっています。
暴力はふるわれる側に責任があるのではない
『男性が殴るのは、女性にそれなりの原因があるからだ』
という考え方があります。これは、『女性が男性の意向に沿わないときには、
暴力をふるってもいい』ということを前提にしています。
加害者は、自分の非を隠すために暴力を使うこともあり、また、暴力など
大したことではないと過小に考えています。
暴力は人権を著しく侵害するものであり、絶対に許されません。
暴力は、あくまでも
加害者に責任があるのです。
そして、何より、暴力をふるう相手や方法を選んで暴力をふるっていると言
われています。
※感想です。
DVのなかで、社会的地位の高い方がするDVは、奥さんの訴えを周囲の人
が信じられないことがあるようで、奥さんの身体的被害が相当にひどい状態に
ならないと周囲がおかしいと認めない場合があると聞いたことがあります。
これこそ、社会的地位の高い人は人格者であるという思い込みによるものだ
と思いますが、この記事を読んでいて、正にどこの誰でもDVの加害者になり
うることを実感しました。
世の中に対して、DVはどのような場合であっても犯罪であることを訴えて
いきたいと感じました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その11−間違いです!『ドメスティック・バイオレンス』への思い込み
です。
『ドメスティック・バイオレンスとはこういうものだ』という、一般的に
信じられている社会通念があります。
このため、女性が外部に相談しても信じてもらえず、ドメスティック・バ
イオレンスへの対応を遅らせ、助長させる原因にもなっています。
これまでの国内外の調査から、これらの社会的な『思い込み』が事実と異
なることが明らかになっています。
暴力をふるう男性は、特別な男性ではない
『暴力をふるうのは、アルコールや薬物などの依存症、
あるいは何か特別な男性である』
といった思い込みがあります。
暴力をふるう男性には、家庭の外では人あたりが良く、定職を持ち、社会
的信用がある人も多く、周囲から、家で妻に対し暴力をふるっているとは想
像できないと思われている人もいます。
確かに、アルコールや薬物との関連で問題視されることがありますが、こ
れとは関係なく暴力をふるう人も多く、決定的な要因ではありません。
被害者・加害者は学歴・収入・年齢を問わない
今まで行われた調査からは、ドメスティック・バイオレンスは、年齢や教
育程度の高低、職業の有無や種類、年収にかかわらず、あらゆる階層で発生
していることが明らかになっています。
暴力はふるわれる側に責任があるのではない
『男性が殴るのは、女性にそれなりの原因があるからだ』
という考え方があります。これは、『女性が男性の意向に沿わないときには、
暴力をふるってもいい』ということを前提にしています。
加害者は、自分の非を隠すために暴力を使うこともあり、また、暴力など
大したことではないと過小に考えています。
暴力は人権を著しく侵害するものであり、絶対に許されません。
暴力は、あくまでも
加害者に責任があるのです。
そして、何より、暴力をふるう相手や方法を選んで暴力をふるっていると言
われています。
※感想です。
DVのなかで、社会的地位の高い方がするDVは、奥さんの訴えを周囲の人
が信じられないことがあるようで、奥さんの身体的被害が相当にひどい状態に
ならないと周囲がおかしいと認めない場合があると聞いたことがあります。
これこそ、社会的地位の高い人は人格者であるという思い込みによるものだ
と思いますが、この記事を読んでいて、正にどこの誰でもDVの加害者になり
うることを実感しました。
世の中に対して、DVはどのような場合であっても犯罪であることを訴えて
いきたいと感じました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-31(Wed)
DV−その10−逃げ出せないのはなぜ?(2/2)
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その10−逃げ出せないのはなぜ?(2/2)
です。
☆☆☆
暴力から逃げ出せない社会的要因
一般的には、まだドメスティック・バイオレンスは家庭の中の問題
だとする無理解があります。
また、女性を取り巻く様々な制約が、暴力から逃げ出すのを躊躇さ
せる原因となっています。
●経済的自立が困難
女性の平均賃金は男性の6割程度と低いうえ、不安定な雇用情勢の
中、再就職も困難なことから、女性が一人で、あるいは子供を抱えて
生活していくには厳しい状況があります。
特に、パートなど扶養控除限度枠内での労働を前提とした賃金制度
や、年金、健康保険など世帯単位の諸制度も、女性が離婚して一人で
生きていくうえで不利な条件となっています。
●社会通念や周囲の意識
『どんな父親でも子供のためには必要』
『子供のためには離婚すべきでない』
などの社会通念、
『女性は家庭に居るべき』
『妻は夫に従うべき』などと言った性別役割分担や家庭生活に関す
る周囲の意識など、多くの要因が女性の経済的自立や離婚を難しくし
ています。
まだ、子供の安全や就学の問題などを考えて、逃げることに踏み切
れないこともあります。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その10−逃げ出せないのはなぜ?(2/2)
です。
☆☆☆
暴力から逃げ出せない社会的要因
一般的には、まだドメスティック・バイオレンスは家庭の中の問題
だとする無理解があります。
また、女性を取り巻く様々な制約が、暴力から逃げ出すのを躊躇さ
せる原因となっています。
●経済的自立が困難
女性の平均賃金は男性の6割程度と低いうえ、不安定な雇用情勢の
中、再就職も困難なことから、女性が一人で、あるいは子供を抱えて
生活していくには厳しい状況があります。
特に、パートなど扶養控除限度枠内での労働を前提とした賃金制度
や、年金、健康保険など世帯単位の諸制度も、女性が離婚して一人で
生きていくうえで不利な条件となっています。
●社会通念や周囲の意識
『どんな父親でも子供のためには必要』
『子供のためには離婚すべきでない』
などの社会通念、
『女性は家庭に居るべき』
『妻は夫に従うべき』などと言った性別役割分担や家庭生活に関す
る周囲の意識など、多くの要因が女性の経済的自立や離婚を難しくし
ています。
まだ、子供の安全や就学の問題などを考えて、逃げることに踏み切
れないこともあります。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-31(Wed)
DV−その9−逃げ出せないのはなぜ?(1/2)
みなさん、こんにちは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その9−逃げ出せないのはなぜ?(1/2)
です。
☆☆☆
暴力に支配される女性の生活
家庭などの閉じられた空間の中で、いつ暴力をふるわれるか分からず、
また、逆らったり逃げたりすると、さらに執拗で激しくなる暴力への不安
や緊張、恐怖から、女性は次第に言動を制限し、萎縮しながら社会から孤
立していきます。
そして、逃げる機会や気力を次第に失っていきます。
暴力的な環境の中で生きていると、人は自信を失い、無力感から感受性
を麻痺させることで現状に適応しようとし、暴力をふるう男性が望むこと
を最優先して行動するようになります。
このため、女性の生活はますます暴力に支配され、暴力からなかなか逃
げ出せなくなるのです。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その9−逃げ出せないのはなぜ?(1/2)
です。
☆☆☆
暴力に支配される女性の生活
家庭などの閉じられた空間の中で、いつ暴力をふるわれるか分からず、
また、逆らったり逃げたりすると、さらに執拗で激しくなる暴力への不安
や緊張、恐怖から、女性は次第に言動を制限し、萎縮しながら社会から孤
立していきます。
そして、逃げる機会や気力を次第に失っていきます。
暴力的な環境の中で生きていると、人は自信を失い、無力感から感受性
を麻痺させることで現状に適応しようとし、暴力をふるう男性が望むこと
を最優先して行動するようになります。
このため、女性の生活はますます暴力に支配され、暴力からなかなか逃
げ出せなくなるのです。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-31(Wed)
DV−その8−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?(2)
みなさん、おはようございます。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その8−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?(2)
です
☆☆☆
ドメスティック・バイオレンスの本質とは?
本質は、『男性優位、女性従属』の力関係
ドメスティック・バイオレンスは特定のカップルにたまたま起こるケンカ
などといった個人的な問題ではありません。
男女の経済力の格差や社会的地位の差など『男性優位』の社会構造、女性
を対等なパートナーと見ない女性差別の意識、また夫が妻に暴力を振るうこ
とについての寛容な考え方などが社会の根底にあり、
これらの構造的な問題が、婚姻や恋愛関係にある男女の間にも働いて、様々
な暴力を生み出すことに大きく関係しています。
※最近思うことですが、虐待は連鎖するといいます。その連鎖が広がり、
虐待を受けたり機能不全の家庭で育ったお子さんが親になると、さらにその
連鎖が広がっていきます。
DVの暴力もこの一環だとは思いますが、いずれにしても、どこかで断ち
切らなければ、延々と続いていき、その被害者も増え続けることになります。
私は、ネグレクト(育児放棄)や児童虐待の加害者になってしまったお母
さんからの相談を受けることがありますが、正につらい体験をなさっていま
す。
自分で自分が止められなくなり、やむにやまれず相談に行ったのに、自分
のことを非難されたり、叱責されたりして、かえって状態が悪化したという
つらい体験を語ってくださった方もいらっしゃいました。
どこかで、この連鎖を止めなくてはいけないと本当に心配しています。今、
DVがこれだけ大きな問題になっていますが、その被害にあってしまったお
子さんは、連鎖の環に入ってしまう可能性があるのです。
皆さんの周囲にも、思い当たる方がいらっしゃった場合、できるだけ思い
を聞いてあげてください。それだけで、随分救われるのです。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その8−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?(2)
です
☆☆☆
ドメスティック・バイオレンスの本質とは?
本質は、『男性優位、女性従属』の力関係
ドメスティック・バイオレンスは特定のカップルにたまたま起こるケンカ
などといった個人的な問題ではありません。
男女の経済力の格差や社会的地位の差など『男性優位』の社会構造、女性
を対等なパートナーと見ない女性差別の意識、また夫が妻に暴力を振るうこ
とについての寛容な考え方などが社会の根底にあり、
これらの構造的な問題が、婚姻や恋愛関係にある男女の間にも働いて、様々
な暴力を生み出すことに大きく関係しています。
※最近思うことですが、虐待は連鎖するといいます。その連鎖が広がり、
虐待を受けたり機能不全の家庭で育ったお子さんが親になると、さらにその
連鎖が広がっていきます。
DVの暴力もこの一環だとは思いますが、いずれにしても、どこかで断ち
切らなければ、延々と続いていき、その被害者も増え続けることになります。
私は、ネグレクト(育児放棄)や児童虐待の加害者になってしまったお母
さんからの相談を受けることがありますが、正につらい体験をなさっていま
す。
自分で自分が止められなくなり、やむにやまれず相談に行ったのに、自分
のことを非難されたり、叱責されたりして、かえって状態が悪化したという
つらい体験を語ってくださった方もいらっしゃいました。
どこかで、この連鎖を止めなくてはいけないと本当に心配しています。今、
DVがこれだけ大きな問題になっていますが、その被害にあってしまったお
子さんは、連鎖の環に入ってしまう可能性があるのです。
皆さんの周囲にも、思い当たる方がいらっしゃった場合、できるだけ思い
を聞いてあげてください。それだけで、随分救われるのです。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-31(Wed)
DV−その7−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?
みなさん、おはようございます。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その7−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?
です。
暴力の本質と支配の構図
ドメスティック・バイオレンスとは、社会的に立場の強い男性が、体力、
経済力、社会的信用などのパワー(力)を背景に、様々な暴力を巧妙に使い
分け、立場の弱い女性への力と支配を揺ぎ無いものとしていく行為です。
暴力の本質と構造をタイヤを使って表現すると、
(神奈川県の小冊子では図を使ってあります)
『男性のパワーとそれに基づく支配』
という車軸が、その具体的な手段である車輪を動かしています。
誰の目にも明かな『身体的暴力』はタイヤの外側です。その、内側にあって、
外から見えにくく、暴力と認識しにくいものがタイヤの空気圧のように作用し
て、暴力の効果を強くしています。
空気圧の役目をしている暴力
→心理的暴力
→経済的暴力
→性的暴力
→子供を利用した暴力
→強要、脅迫、威嚇
→男性と特権を振りかざす
→過小評価、否認、責任転嫁
→社会的隔離
そして、そのタイヤの外には以下のような状況があります。
→援助システムの不備
→性別役割分担の強制
→結婚に対する社会通念
→経済的自立の困難
ドメスティック・バイオレンスという車輪は空気圧の役目をしている、
外側からはわかりにくい暴力と、タイヤの外の環境がでこぼこしていないた
めに、外側の身体的暴力というものが回り始めると、そのまま、仕組みとし
て回り始めてしまうのです。
暴力の代表的な形態
身体的暴力
→殴る/蹴る/首を絞める/髪を持って引きずり回す/包丁で切りつける
/階段から突き落とす/たばこの火を押し付ける/熱湯をかける 等
心理(精神)的暴力
→暴言を吐く/脅かす/無視する/浮気・不貞を疑う/家から締め出す
/大事にしているものを壊す/子どもに危害を加えると脅す 等
経済的暴力
→生活費を渡さない/女性が働き収入を得ることを妨げる/借金を重ねる 等
性的暴力
→性行為を強要する/ポルノを見せたり、道具のように扱う/避妊に協力しない 等
社会的隔離
→外出や、親族・友人との付き合いを制限する/手紙を開封したり、電話
をかけさせないなど交友関係を厳しく監視する 等
その他
→『おまえは家事だけやっていればいいんだ』『この家の主は俺だ』等と男性
の特権を振りかざす/暴力をふるう原因が女性にあると責任を転嫁する など
※ドメスティック・バイオレンスというと身体的な暴力を真っ先に想像します。
しかし、それ以外の、周囲の人からは気がつくことが困難な暴力もあるのですね。
少しでも、このことを広くお伝えしたいと思いました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV−その7−ドメスティック・バイオレンスの本質とは?
です。
暴力の本質と支配の構図
ドメスティック・バイオレンスとは、社会的に立場の強い男性が、体力、
経済力、社会的信用などのパワー(力)を背景に、様々な暴力を巧妙に使い
分け、立場の弱い女性への力と支配を揺ぎ無いものとしていく行為です。
暴力の本質と構造をタイヤを使って表現すると、
(神奈川県の小冊子では図を使ってあります)
『男性のパワーとそれに基づく支配』
という車軸が、その具体的な手段である車輪を動かしています。
誰の目にも明かな『身体的暴力』はタイヤの外側です。その、内側にあって、
外から見えにくく、暴力と認識しにくいものがタイヤの空気圧のように作用し
て、暴力の効果を強くしています。
空気圧の役目をしている暴力
→心理的暴力
→経済的暴力
→性的暴力
→子供を利用した暴力
→強要、脅迫、威嚇
→男性と特権を振りかざす
→過小評価、否認、責任転嫁
→社会的隔離
そして、そのタイヤの外には以下のような状況があります。
→援助システムの不備
→性別役割分担の強制
→結婚に対する社会通念
→経済的自立の困難
ドメスティック・バイオレンスという車輪は空気圧の役目をしている、
外側からはわかりにくい暴力と、タイヤの外の環境がでこぼこしていないた
めに、外側の身体的暴力というものが回り始めると、そのまま、仕組みとし
て回り始めてしまうのです。
暴力の代表的な形態
身体的暴力
→殴る/蹴る/首を絞める/髪を持って引きずり回す/包丁で切りつける
/階段から突き落とす/たばこの火を押し付ける/熱湯をかける 等
心理(精神)的暴力
→暴言を吐く/脅かす/無視する/浮気・不貞を疑う/家から締め出す
/大事にしているものを壊す/子どもに危害を加えると脅す 等
経済的暴力
→生活費を渡さない/女性が働き収入を得ることを妨げる/借金を重ねる 等
性的暴力
→性行為を強要する/ポルノを見せたり、道具のように扱う/避妊に協力しない 等
社会的隔離
→外出や、親族・友人との付き合いを制限する/手紙を開封したり、電話
をかけさせないなど交友関係を厳しく監視する 等
その他
→『おまえは家事だけやっていればいいんだ』『この家の主は俺だ』等と男性
の特権を振りかざす/暴力をふるう原因が女性にあると責任を転嫁する など
※ドメスティック・バイオレンスというと身体的な暴力を真っ先に想像します。
しかし、それ以外の、周囲の人からは気がつくことが困難な暴力もあるのですね。
少しでも、このことを広くお伝えしたいと思いました。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-30(Tue)
DV♪その6♪Bさんからの手記
みなさん、おはようございます。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その6♪Bさんからの手記
です。
今回はBさんからの手記を掲載します。
心の傷が癒せない…地獄の日々だった10ヶ月
彼とは大学のサークルで知り合いました。人付き合いが下手で、社会に
迎合しない人でしたが、私には優しく、思いやりもあったので、6年間の
恋愛の後、結婚しました。
しかし、彼と暮らした10ヶ月間は、私にとって地獄の日々でした。
彼は定職に就かず、家で朝夕が逆転した生活を続け、私が仕事から帰宅
しても、インターネットで性的な画像ばかり見ていました。家事は一切手
伝わない上に、料理のできには必ず文句を言い、ローンの返済も私に
頼っていました。
そして毎晩のように、抵抗できなくなるまで暴力をふるい続けていました。
ビンを投げられた、後頭部と右手首から流血し、4針縫うケガをしました。
顔を殴られ歯が欠けたり、指輪が抜けなくなるほど指が膨れ上がったりも
しました。
『お前は俺の下だ』とおとしめる言葉を言って、手や足で何回も腹部や顔面
を殴った後、ギターでそれが壊れるほど私を打ちつけたり、足でレンジ台や靴
箱に穴をあけ、私の車をへこませた事もありました。
また、彼の外出中、私の友達を家に招いた後で、彼の悪口を言ったと、玄関
先で私に馬乗りになり、10発ほど殴られました。
それ以降、私が外部とコンタクトをとることを阻止するようになりました。
その後、彼とは別れて暮らすようになりましたが、その時受けた心の傷を癒
すには、まだ、当分時間がかかりそうです。その時の私のケガを見ていないせ
いか、相手や私の家族からは、彼の暴力が『犯罪』であるということを理解し
てもらえません。
『夫婦喧嘩ならどこにでもある』
とか、
『女性にも非があるので仕方がない』
といった考えや家庭の中だから許されるという男性の甘えがある限り、ドメ
スティック・バイオレンスはなくなりません。
一日も早く、ドメスティック・バイオレンスが『犯罪』であることが一般的
になり、暴力で苦しむ女性がいなくなることを願っています。
☆☆☆
前回と今回で2つの手記が掲載されています。どちらも不幸な点は実家の親
の理解が欠けている点ではないでしょうか?嫁が暴力を振るわれているという
ことと、世間体とどちらが重いでしょうか。
こういう家庭で育ってしまったからこそ、DV加害者になってしまったのか
もしれません。
おそらく、子供の頃から、子供の気持ち以外のことを優先してきたのでしょ
うね。キレることでしか、自分を表現できないようになってしまってたのかも
しれません。
また、自分の娘の歯が欠けるほど殴られていながら、夫婦喧嘩はどこにでも
あるという見識にも驚かざるを得ません。
DVは犯罪です。しかし、DVは加害者が一人で勝手にするものではなく、
それまでの成長過程で、自分なりに学んだことが、ベースとなって出てきてい
ます。それだけ、根の深い問題なのですね。
DV加害者の家庭にはもともと暴力が存在していたことが多いといいます。
父が母に何か反抗されると暴力で言うことを聞かせていたという過去をみてい
るため、それが一番自分の意見を通すのに良い方法であると学習してしまって
いるようです。
被害者を保護する方の整備は整いつつあるのかもしれませんが、発生源であ
る加害者のケアはまだまだこれからの感じを否めません。それが残念です。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その6♪Bさんからの手記
です。
今回はBさんからの手記を掲載します。
心の傷が癒せない…地獄の日々だった10ヶ月
彼とは大学のサークルで知り合いました。人付き合いが下手で、社会に
迎合しない人でしたが、私には優しく、思いやりもあったので、6年間の
恋愛の後、結婚しました。
しかし、彼と暮らした10ヶ月間は、私にとって地獄の日々でした。
彼は定職に就かず、家で朝夕が逆転した生活を続け、私が仕事から帰宅
しても、インターネットで性的な画像ばかり見ていました。家事は一切手
伝わない上に、料理のできには必ず文句を言い、ローンの返済も私に
頼っていました。
そして毎晩のように、抵抗できなくなるまで暴力をふるい続けていました。
ビンを投げられた、後頭部と右手首から流血し、4針縫うケガをしました。
顔を殴られ歯が欠けたり、指輪が抜けなくなるほど指が膨れ上がったりも
しました。
『お前は俺の下だ』とおとしめる言葉を言って、手や足で何回も腹部や顔面
を殴った後、ギターでそれが壊れるほど私を打ちつけたり、足でレンジ台や靴
箱に穴をあけ、私の車をへこませた事もありました。
また、彼の外出中、私の友達を家に招いた後で、彼の悪口を言ったと、玄関
先で私に馬乗りになり、10発ほど殴られました。
それ以降、私が外部とコンタクトをとることを阻止するようになりました。
その後、彼とは別れて暮らすようになりましたが、その時受けた心の傷を癒
すには、まだ、当分時間がかかりそうです。その時の私のケガを見ていないせ
いか、相手や私の家族からは、彼の暴力が『犯罪』であるということを理解し
てもらえません。
『夫婦喧嘩ならどこにでもある』
とか、
『女性にも非があるので仕方がない』
といった考えや家庭の中だから許されるという男性の甘えがある限り、ドメ
スティック・バイオレンスはなくなりません。
一日も早く、ドメスティック・バイオレンスが『犯罪』であることが一般的
になり、暴力で苦しむ女性がいなくなることを願っています。
☆☆☆
前回と今回で2つの手記が掲載されています。どちらも不幸な点は実家の親
の理解が欠けている点ではないでしょうか?嫁が暴力を振るわれているという
ことと、世間体とどちらが重いでしょうか。
こういう家庭で育ってしまったからこそ、DV加害者になってしまったのか
もしれません。
おそらく、子供の頃から、子供の気持ち以外のことを優先してきたのでしょ
うね。キレることでしか、自分を表現できないようになってしまってたのかも
しれません。
また、自分の娘の歯が欠けるほど殴られていながら、夫婦喧嘩はどこにでも
あるという見識にも驚かざるを得ません。
DVは犯罪です。しかし、DVは加害者が一人で勝手にするものではなく、
それまでの成長過程で、自分なりに学んだことが、ベースとなって出てきてい
ます。それだけ、根の深い問題なのですね。
DV加害者の家庭にはもともと暴力が存在していたことが多いといいます。
父が母に何か反抗されると暴力で言うことを聞かせていたという過去をみてい
るため、それが一番自分の意見を通すのに良い方法であると学習してしまって
いるようです。
被害者を保護する方の整備は整いつつあるのかもしれませんが、発生源であ
る加害者のケアはまだまだこれからの感じを否めません。それが残念です。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-30(Tue)
DV♪その5♪Aさんからの手記
みなさん、おはようございます。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その5♪Aさんからの手記
です。
ここのところDVの投稿が少なくてすみません。転載を予定している
記事ががあと10ページほどございます。
それで、神奈川県から配布されている『DVをなくすために』という
資料は転載完了です。もうすこし、お時間をくださいませ。
さて、本日はAさんの手記です。
ボロキレのように扱われていいはずはない。私たちは人間だ
知り合ったのは、英会話スクール。5歳年上で、2年間の交際を経て、
24歳で結婚しました。新居は、彼の両親の近くのマンションを購入し、
何不自由ないスタートでした。
初めての暴力は、2ヵ月後。忘年会で遅くなると告げて出たのに、その
日に彼の友人が遊びに来ていて、私が帰宅すると、
『女なのに、こんなに遅く帰ってきて、いったい何様のつもりなんだ』
と夫は半狂乱で刃物を振り回しました。なだめて包丁を取り上げようとした
私の手のひらがぱっくりと切れ、血がぽたぽた落ちたとき、彼は正気に返り
ました。
私は、起きた事が信じられず、彼の両親の家に行き、起こったことの一部
始終を伝えました。しかし、義理の父母、祖母は
『ついにあなたに矛先がむいてしまった』
というばかりでした。
よくよく聞いてみると、結婚前、夫は両親にも暴力を振るっていたらしい
のです。そして、儀父母は
『世間体があるので、このことは内密にしてほしい』
と、私に懇願するばかりでした。
それからの3年間は地獄の日々でした。夫は、自分の思うとおりにならな
いと、カッとなり、自分を押さえられなくなるのです。
首を絞められて、気絶したこともあります。最後の6ヶ月は、生理がとま
らなくなりました。
『家を出よう』
と決心したのは、妹との旅行に夫が割り込んでついてきたことがきっかけ
でした。妹とゆったり過ごすことで、なんとか心の均衡を取り戻そうとして
計画した旅行だったのに、夫は私の行動を許さず、ついてきたのです。
振り返ると、私の大事にしていたものは壊され、写真は焼かれています。
実家の両親は、
『よく帰ってきた』
と迎えてくれました。
『家名によくも泥を塗ってくれた』
という義父からの嫌がらせの電話に耐え、危害を加えられたらどうしよう
という恐怖の中、離婚調停の申し立てを起こし、1年後には正式に離婚が成
立しました。
よく、これだけの暴力に3年以上も耐えられたと思います。さぞ、つら
かったことでしょう。できるだけ早く相談する。いまのところ、それしか、
方法がないのが残念です。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その5♪Aさんからの手記
です。
ここのところDVの投稿が少なくてすみません。転載を予定している
記事ががあと10ページほどございます。
それで、神奈川県から配布されている『DVをなくすために』という
資料は転載完了です。もうすこし、お時間をくださいませ。
さて、本日はAさんの手記です。
ボロキレのように扱われていいはずはない。私たちは人間だ
知り合ったのは、英会話スクール。5歳年上で、2年間の交際を経て、
24歳で結婚しました。新居は、彼の両親の近くのマンションを購入し、
何不自由ないスタートでした。
初めての暴力は、2ヵ月後。忘年会で遅くなると告げて出たのに、その
日に彼の友人が遊びに来ていて、私が帰宅すると、
『女なのに、こんなに遅く帰ってきて、いったい何様のつもりなんだ』
と夫は半狂乱で刃物を振り回しました。なだめて包丁を取り上げようとした
私の手のひらがぱっくりと切れ、血がぽたぽた落ちたとき、彼は正気に返り
ました。
私は、起きた事が信じられず、彼の両親の家に行き、起こったことの一部
始終を伝えました。しかし、義理の父母、祖母は
『ついにあなたに矛先がむいてしまった』
というばかりでした。
よくよく聞いてみると、結婚前、夫は両親にも暴力を振るっていたらしい
のです。そして、儀父母は
『世間体があるので、このことは内密にしてほしい』
と、私に懇願するばかりでした。
それからの3年間は地獄の日々でした。夫は、自分の思うとおりにならな
いと、カッとなり、自分を押さえられなくなるのです。
首を絞められて、気絶したこともあります。最後の6ヶ月は、生理がとま
らなくなりました。
『家を出よう』
と決心したのは、妹との旅行に夫が割り込んでついてきたことがきっかけ
でした。妹とゆったり過ごすことで、なんとか心の均衡を取り戻そうとして
計画した旅行だったのに、夫は私の行動を許さず、ついてきたのです。
振り返ると、私の大事にしていたものは壊され、写真は焼かれています。
実家の両親は、
『よく帰ってきた』
と迎えてくれました。
『家名によくも泥を塗ってくれた』
という義父からの嫌がらせの電話に耐え、危害を加えられたらどうしよう
という恐怖の中、離婚調停の申し立てを起こし、1年後には正式に離婚が成
立しました。
よく、これだけの暴力に3年以上も耐えられたと思います。さぞ、つら
かったことでしょう。できるだけ早く相談する。いまのところ、それしか、
方法がないのが残念です。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-27(Sat)
DV♪その4♪約4割が相談しなかった。
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その4♪約4割が相談しなかった。
です
配偶者や恋人から暴力行為を受けたことのある女性のうち、
『どこ(だれ)にも相談しなかった』
のは'''42・1%'''でその理由として、
『相談するほどのことではないと思った』
『相談してもむだだと思った』
がそれぞれ5割以上となっています。
このアンケートは相談先を聞いたものでしたが、一番が皮肉
なことに誰にも相談しなかったという回答でした。
2番は30.5%で友人・知人でした。
3番は30.5%家族・親戚でした。
以下、警察 2.4%
医師 0.9%
民間機関 0.3%
その他の公的機関 2.4%
最後に公的機関がようやく登場し、2.4%でありました。
つまり、被害者を保護する目的で存在している公的な機関がま
だ、十分に機能していないことを示しています。
それで、自治体や都道府県はDVの周知徹底を心がけるよう
になったのだと思います。1人でも多くの方が相談機関に相談
して欲しいと思います。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その4♪約4割が相談しなかった。
です
配偶者や恋人から暴力行為を受けたことのある女性のうち、
『どこ(だれ)にも相談しなかった』
のは'''42・1%'''でその理由として、
『相談するほどのことではないと思った』
『相談してもむだだと思った』
がそれぞれ5割以上となっています。
このアンケートは相談先を聞いたものでしたが、一番が皮肉
なことに誰にも相談しなかったという回答でした。
2番は30.5%で友人・知人でした。
3番は30.5%家族・親戚でした。
以下、警察 2.4%
医師 0.9%
民間機関 0.3%
その他の公的機関 2.4%
最後に公的機関がようやく登場し、2.4%でありました。
つまり、被害者を保護する目的で存在している公的な機関がま
だ、十分に機能していないことを示しています。
それで、自治体や都道府県はDVの周知徹底を心がけるよう
になったのだと思います。1人でも多くの方が相談機関に相談
して欲しいと思います。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-27(Sat)
DV♪その4♪約20人に1人が暴力による『命の危険』を感じている
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その4♪約20人に1人が暴力による『命の危険』を感じている
です。
DVの続きを投稿します。
ドメスティック・バイオレンスの実態は?
○約20人に1人が暴力による『命の危険』を感じている
です。
女性の回答者1,714人中、配偶者や恋人から身体的暴行、
心理的脅迫、性的強要といった行為を受けたことがあるのは328人で、
このうち、その行為によって『命の危険を感じた』のは22.9%、医
師の治療が必要となる程度のケガをした人は14.3%にのぼります。
『命の危険』を感じる暴行を受けていると回答したのは女性回答者全
体の4.4%、およそ20人に1人となっています。
私の感想
男性、でも0.7%はいるんですね。
また、この女性回答者とは、暴力を受けた女性ではなく、ごく一般の
女性です。
従いまして、電車の車両に60名の成人女性が乗っているとするとそ
の車両には、3名の方が命の危険を感じるような暴力を受けたことがあ
るということになります。
数値としては、率直に多いと感じます。なんとか少なくしたいと切に
願います。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルーム そらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DV♪その4♪約20人に1人が暴力による『命の危険』を感じている
です。
DVの続きを投稿します。
ドメスティック・バイオレンスの実態は?
○約20人に1人が暴力による『命の危険』を感じている
です。
女性の回答者1,714人中、配偶者や恋人から身体的暴行、
心理的脅迫、性的強要といった行為を受けたことがあるのは328人で、
このうち、その行為によって『命の危険を感じた』のは22.9%、医
師の治療が必要となる程度のケガをした人は14.3%にのぼります。
『命の危険』を感じる暴行を受けていると回答したのは女性回答者全
体の4.4%、およそ20人に1人となっています。
私の感想
男性、でも0.7%はいるんですね。
また、この女性回答者とは、暴力を受けた女性ではなく、ごく一般の
女性です。
従いまして、電車の車両に60名の成人女性が乗っているとするとそ
の車両には、3名の方が命の危険を感じるような暴力を受けたことがあ
るということになります。
数値としては、率直に多いと感じます。なんとか少なくしたいと切に
願います。
この記事は神奈川県の配布している
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』という小冊子
を皆さんに広く見ていただくために転載しております。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
2007-10-18(Thu)
DVその3−女性の6人に1人が身体的暴行を経験
みなさん、こんばんは。
カウンセリングルームそらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DVその3−女性の6人に1人が身体的暴行を経験
です。
※本記事は神奈川県から配布されている冊子
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』
を皆さんがいつでも見ることができるように転記したものです。
ドメスティックバイオレンスの実態その2
女性の6人に1人が身体的暴行を経験
内閣府が2003年4月に発表した
『配偶者等からの暴力に関する調査』(2002年実施)
によると、配偶者や恋人から
『殴ったり、蹴ったり、物を投げつけたり等』
と言った身体に対する暴力を受けた女性は15.5%(6人に1人)、
うち4.8%は身体的暴行を何度も受けていました。
また、
『自分もしくは自分の家族に危害が加えられるのではない
かと恐怖を感じるような脅迫を受けた』 女性5.6%
『いやがっているのに性的な行為を強要された』女性9.0%
回答者=現在または過去に配偶者や恋人がいる(いた)
女性1714人、男性1409人
※もっと低い数値かと思っていました。意外に多いことにビックリです。
続きは別の時に投稿します。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡
カウンセリングルームそらいろ の 井上です。
今回の投稿は
DVその3−女性の6人に1人が身体的暴行を経験
です。
※本記事は神奈川県から配布されている冊子
『ドメスティック・バイオレンスをなくすために』
を皆さんがいつでも見ることができるように転記したものです。
ドメスティックバイオレンスの実態その2
女性の6人に1人が身体的暴行を経験
内閣府が2003年4月に発表した
『配偶者等からの暴力に関する調査』(2002年実施)
によると、配偶者や恋人から
『殴ったり、蹴ったり、物を投げつけたり等』
と言った身体に対する暴力を受けた女性は15.5%(6人に1人)、
うち4.8%は身体的暴行を何度も受けていました。
また、
『自分もしくは自分の家族に危害が加えられるのではない
かと恐怖を感じるような脅迫を受けた』 女性5.6%
『いやがっているのに性的な行為を強要された』女性9.0%
回答者=現在または過去に配偶者や恋人がいる(いた)
女性1714人、男性1409人
※もっと低い数値かと思っていました。意外に多いことにビックリです。
続きは別の時に投稿します。
産業カウンセラー 心療回想士 カウンセリングルーム そらいろ 神奈川 東京 静岡



